憂鬱な朝

 朝目覚め、山小屋独特な暑い掛け布団から抜け出し外を見ると、雨だった。うーん、この時季良い天気が続くと聞いていたのに。結構ショック。夕食と同じレストランで朝食をたべながら色々考えることに。さて、どうしたものか今日の予定はラウタープルネンのほうにむかう予定。目が覚め初めておもってのが、雨がふっていて水かさが増えて帰って滝が面白い感じになるのではないかということだ。よって、予定通り動くことに。

雨の中

 さて雨のなか、電車に乗りラウタープルネンへ向かう。そこからトリューメルバッハまではバスで向かう。その前にラウターブルネンからちょっといった所にある、落差がすごいといわれるシュタウプバッハ<までアルクに駅から20分ぐらい。普段は入るのにお金がいるらしいが雨のせいか無人でフリーパスだった。噂どおりのすごい落差。しかも途中までのぼり、滝の裏側にまわれるのだ。うーん、高所恐怖症の僕には大変な階段だった。他に若い日本人と韓国人グループもきていた。


トリューメルバッハ

 駅まで戻らず、そのままちょっといって途中のバス停でまつことに。けど、1時間に1本。。なかなかこない。なんとか、凍える前にバスが来てくれ数多くの滝を楽しめるトリューメルバッハにつく。雨だというのに、信じられないぐらいの観光客。皆さん考えてることは一緒だった。さて、入場料をいくらか払い、エレベーターで一番上まで行く。そこから下って様々な滝を見ることができる。一般的な外にある滝だけではなく鍾乳洞の中のようなところの滝や、岩と岩の間をはげしく落ちていく滝など様々。雨のおかげで、本当に中はすごい状況。あまりのはげしさに近づけない場所もあった。出ることにはもう、鞄、シャツ、ズボンはずぶぬれ状態。おそらくカッパをきていてもあまり効果がなかったででしょう。

 カフェで一休みすることに。暖かい紅茶をのみながら、服や鞄が乾くのをしばらく待つ。雨が止みそうにない。。

ミューレン

 ふー、このままシルトホルンめざす。バスにのり、ロープウェイがでているシュテッヒェルベルクへ。シルトホルンまで1枚と頼むと、上にあったモニターを指差し「何も見えないわよ、どうする?」。モニターを見ると真っ白だった。うーん、視界0状態。断念し、ミューレンの町まで行くことに。ロープウェイでは超陽気なアメリカ軍団と一緒に。。カーボイハットのオッちゃんや、ド派手なドレスを来たおばちゃんが大声でわらっていた。向こうの人にとってみれば、日本人の団体もやはり異様なんだろうな。

 ロープウェイが駅に止まり、アメリカ人は隣のロープウェイに乗り換えて上に上っていった。さて、僕らは町散策にでもと思ってちょっと歩くと。。なんかおかしい。そう、まだミューレンではなかった。。さっきのはまだ中継地点だったのだ。がーん。戻って、次のロープウェイを待つことに。

 無事、ミューレンについてもあまり人通りはなかった。静かーな街だった。しばらく歩くと一軒の小さなカフェ&レストランを発見。お腹がすいていたので、はいる。20人が入るかは入らないかぐらいの庶民的なところだった。例のグーラッシュスープとフライドポテトを頼む。しかし、1週間前はスペインでT-Shirt1枚でぶらぶらしていたのに。今は暖かいスープなしではいられない。体が温まり、もうちょい街の散策。。けど、どこも閉まっているし人もいないし非常にひっそりとしている。

最後の夕陽

 ちょうど、街を横断するとケーブルカー乗場に到着。また、ここも人っ子ひとりいない。僕達が独占状態。ケーブルカーの前には荷物置き場があり、ジュースのケースやダンボール等がどさっと置いてあった。ミューレンやシルトホルンの物資はこうして輸送されているんだなーとしばし感心する。ケーブルカーはゆっくりと下る間、僕は運転士が運転日誌を書くのを後ろから眺めていた。

 登山電車を乗り継ぎ、グリンデルワルドへもどっていった。ロープウェイや一部ケーブルカーは割引だけだったが、町間の登山電車はスイスパスがきくのでうれしい。

 ホテルに着くとすっかりあたりは暗くなってた。ベランダへでると目の前のアイガーが夕陽で赤くなっていて非常に綺麗だった。



撮影:Nikon FG-20 , VAIO C1